石田雨竜の謎について考えたことの記録
「相剋譚までの情報で石田雨竜周りの設定考察」の記事の頃から自分の中でも色々考えが変わったのと、このタイミングで杉山さんと梅原さんのコメントが公開されたことによってそろそろ雨竜の秘密が明かされそうな雰囲気が出てきた気がしたので、まだ第45話の感想記事を上げられてないのだが先に雨竜関連の謎に関する現在の自分の考えを書き留めておく (自分の中で結論が出ていない部分も含めて)。
前提となる考察
- 「ジェラルド=霊王の心臓」説はミスリード (ナックルヴァールが「妙なウワサ」として話題に上げただけで確定情報ではない)
- 滅却師の力は心臓と関連がある (滅却師最終形態により失った力を取り戻す方法に「心臓の洞房結節 右19mmに霊弓の一撃を受ける」、聖別を受けた滅却師は心臓に銀の血栓ができる、聖別の詠唱に「掲げるものは お前の心臓!」など)
- 片桐叶絵が9年前の聖別時に倒れなかったのは、叶絵が霊王の心臓を持っていて、聖別による心臓への干渉が霊王の心臓により防がれたため
- 9年前の聖別で倒れた雨竜が生き延び、倒れなかった叶絵が後に亡くなったのは、叶絵が持っていた霊王の心臓が雨竜に移ったため
と予想。
アニメ千年血戦篇 第44話であからさまにジェラルドの復活時に心臓が形成される描写が追加されていたが、
- あれが霊王の心臓とは明言されていない (ジェラルドの体内に心臓があるのは当然)
- 17巻の巻頭歌に「神の心臓のように白く」とあることから、霊王の心臓は白いのではないかと予想
雨竜が虚の力による侵蝕を受けない理由に関する考察
- 浦原ですら真咲の魂魄自殺を防ぐために一心が一生死神に戻れなくなるかもしれないような方法しか用意できなかったことから、1つの魂魄に滅却師と虚の要素が混ざっても魂魄自殺を起こさずに済むのは一護のようなごく特殊なケースに限られるはず
- 人間・死神・滅却師・虚の4属性を持っていて初めて滅却師と虚が1つの魂魄に共存できるようになるとして、一護のみならず雨竜まで4属性のハイブリッドとは思えない
- 発想を変えて、「雨竜は滅却師ではないから虚の侵蝕を受けないのではないか」と考えてみる
「滅却師最終形態で失った力を取り戻す方法」から、「滅却師の力の発生源は『心臓の洞房結節 右19mm』の位置にあり、雨竜が扱っていた滅却師の力は自分の心臓ではなく霊王の心臓から発生しているものである」と予想。心臓は全身に血を巡らせる器官であり、霊王の心臓に「力を全身に巡らせて制御する」ような機能があってもそれほど突飛ではない。
→ つまり雨竜は厳密な意味での滅却師ではなく、「霊王の心臓により滅却師の力を扱えるようになった人間」と予想
完聖体に光輪がないのも、
- 一護 VS キルゲ戦より、光輪を破壊されると聖隷は使えなくなる → 光輪にはユーハバッハから授かった力を制御する役割があると推測
- が、雨竜の場合は霊王の心臓で力を制御できるので光輪が不要
ただ、ここまでの説だと謎になる点や説明がつかない点もある。
- 滅却師でない者に聖文字は与えられるのか?
- ジェラルドの「神の権能」にも光輪がないことには別の理由が必要になる
- 霊王の霊圧=黒なのであれば、霊王の心臓に由来する力に黒い要素がないのは不自然?
雨竜の能力
相剋譚当時に「『完全反立 (アンチサーシス)』は霊王の心臓由来の能力であって、聖文字の能力ではないからtheがつかないのではないか」と予想したのに加えて、
- アニメ千年血戦篇 第30話で、雨竜が弓なしで矢を放ったシーンがある
- 雨竜の完聖体には「完全反立」的な要素はなく、「矢を放つ」ことに特化している (無数の矢羽を生成、そこから神聖滅矢を撃つ、矢羽を集束させて1本の大きな矢を形作るなど)
などから、「(厳密な意味では) 滅却師でないにもかかわらず滅却師の力を扱うことができる」という雨竜が元々 (ユーハバッハの血杯を仰ぐ前から) 持っていた能力になぞらえて、雨竜の本当の聖文字の能力名は「The Arrow」なのではないか……と考えたが、
- 「滅却師の力を扱う能力」が霊王の心臓由来なら「完全反立」まで霊王の心臓由来とは考えにくくなる
- 「完全反立」が原作で雨竜が言っている通り普通に聖文字の能力なのであれば、theがつかない理由については「聖文字の能力ではないから」説ほどは綺麗に説明がつかなくなる
- アニメ千年血戦篇 第24話で、ユーハバッハが産褥の外にメダリオンを放り投げ、雨竜が完全反立でメダリオンと位置を入れ替えることでユーハバッハを脱出させたらしき描写がある → 雨竜と無言で連携していることから、ユーハバッハは完全反立の存在を知っているはず → ユーハバッハには聖文字を与える前からその者の体に能力名が刻印されているように見えるらしい (Klub Outside Q&A 281.より) ので、雨竜の体に刻印されて見えた単語が「Antithesis」でなかった場合、ユーハバッハが完全反立を何だと認識しているのかが謎になる
などの問題があり、この辺りは振り出しに戻った感。アニメ千年血戦篇 第40話での雨竜の「師匠 (せんせい) や母さんの血を受け継いだ僕にしか……!」という台詞から、父方からも何か受け継いでるんだろうか……? そっちは全く検討がつかず考察にも含められてない。
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今回は以上。
原作の千年血戦篇範囲外とか小説は何年もちゃんと読み返せてないので、色々書いたけど既出情報のどこかに矛盾してる可能性はあるのだが、それは承知の上で、こんなことを考えましたという記録として。
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