アニメ「BLEACH 千年血戦篇」 第34話「BABY, HOLD YOUR HAND」感想

アニメ千年血戦篇 第34話、マユリ VS ペルニダ回の感想です。

(ここに書いたことって記事をSNSに共有した時にプレビューとして表示されるので、書くべきはこういう↑ことだったのでは?と今更ながら思った人)


第34話「BABY, HOLD YOUR HAND」

映像になるとマユリ側もペルニダも一段と気持ち悪いな!!

流れは概ね原作通り。
細かく原作と違った部分はたくさんあるものの、あまり細かすぎる話ばかりしてもなぁと思うので、今回はそういう部分はある程度省いて簡潔に。


あらすじ

まずは公式サイトや配信サイトで読めるあらすじの話から。

今話と次話のあらすじでマユリたちの現在地の名前として「第四枝街」というワードが登場してるんだけど、読み方が分からない。(笑)
原作630.では「2番枝街」を「ツヴァイ・アスト」(ドイツ語で zwei = 2、ast = 枝) と読ませているので、序数詞 (英語でいうfirst, second, third, ...) ではなく基数詞 (英語でいうone, two, three, ...) を使う規則なのなら「第四枝街」は 4 = vier から「フィーア・アスト」? 


アバンタイトル

リジェ

ジェラルドと違ってリジェはまだ雨竜のこと疑ってるのか。

護廷十三隊 突入組本隊

前回本隊から離れて別方向に行ってたルキアと白哉、あっさり本隊に合流しちゃった。
さらばシャズ・ドミノ。(参照:第33話の感想記事)

何もなく合流させるんなら別方向に行く描写要らなかった気がするけど、恋次だけ別ルートに行くのも変だしってことだろうか? ちょっと残念。


ペルニダ

Aパート:正体露見前

フードの中で頭 (?) がでかくなるシーン、思ったよりもグニョグニョ動いてた。

高めの奇声が何かを彷彿させるなと思ったら、多分からめるさんとこのペンギンだ。(笑)

Aパート:正体露見後

フードが破れて正体が露わになった時に流れ始めるBGMのギターリフ、異様なことが起こっているのが感じられるフレーズで好き。
巨大化したペルニダをCGで表現してるのも存在の異質感が際立っていて納得。

地面に神経を通して作った左腕を映す時の視点回り込み演出は威圧感があって良かった。
視点が回り込む演出があったら毎回そこを褒めてる辺り、どうやら俺はこの類の演出が好きらしい。

カラーリング

原作では黒で描かれてたペルニダの神経、アニメでは白なのか。
能力が割れた後の初撃 (『痛いかネ? 剥き出しの神経で嘗める酸は』までのシーン) だけ神経が赤色なのはどういう違いなんだろう。

虹彩は元々オレンジ色だったのが『許サナイ!』のシーンから紫色に。
……文字通り「目の色が変わった」ってこと?

Bパート

千切れた小指が保護薬液をかけられてビチビチ跳ねてるのも、小指からできたペルニダ2号が人差し指・中指・薬指を器用に使って走ってくるのも、中々気持ち悪かった。(笑)
尤も、特に後者は気持ち悪く表現されて正解だと思うけど。

Bパートのラストで金色疋殺地蔵に喰われる時、悲鳴を上げてるのがシュールだった。


マユリ

演技ノリノリだったなぁ。

Aパート:奇怪傘

「奇怪傘」「人面ヒモ」て。(笑)
「引っ裂き蜘蛛網」と「三骨呪符」みたいに正式名称付けてくれればよかったのに。

2つ目以降の奇怪傘には神経が貫通してたけど、傘を通った神経は無力化されてるのだろうか。
ぐしゃぐしゃに折り畳まれていく時の顔が酷い。

新しい傘をポンポン出すのはアニオリなのかと思ったらそういうわけでもなく、原作でもさりげなく2つ目・3つ目を出してたのを初めて知った。
原作では1つ1つ顔違うのね。

Aパート:ワイヤーアクション

「蛇腹腕」を使って上方へ退避するシーンが、広範囲をスピーディーに飛び回るワイヤーアクションに。
街のCGを作ったのをあちこちに活かしてくるなぁ。

Bパート:人面ヒモ

原作では普通に放り投げてた「人面ヒモ」がスリングショットみたいに引っ張って飛ばす方式になってた。

走ってきたペルニダ2号を吹き飛ばすのに使った道具も「人面ヒモ」に (原作では何が爆発しているのか分からなかった)。
威力を高めるために「蛇腹腕」を伸ばして引っ張る距離を稼いでたのが面白い使い方だった。

Bパート:片腕手術

キッという糸の音が気持ち良い。

Bパート:金色疋殺地蔵 魔胎伏印症体

『卍解』の前に疋殺地蔵の鍔?を握り込むシーンの音、原作では「パキパキポキキ」だったのがアニメだとグニュゥって感じだったな。
「魔胎伏印症体」の名前はマタイの福音書から来てるんだろうとは思いつつも「またい↓」(「野菜」とかと同じアクセント) で脳内再生してたので、普通に「マタイ」まんまのアクセントなんだ、となった。

台座が出現する前の金色疋殺地蔵本体のじたばたとか、産み落とされた個体のハイハイとかもいい感じに気味が悪くて良かった。ゲップすな。
産み落とされた個体が6本腕なのは初めて認識した。原作でははっきり見えるように6本描かれてるシーンってないのか?


本編 その他

アイキャッチ「飛廉脚」

「ひれんきゃく」って原作でも「飛"廉"脚」になっているシーンと「飛"簾"脚」になっているシーンがあって、なんで簾 (すだれ)?と思いながらも後者で表記されてることの方が多かった気がして当ブログでは後者を使ってたけど、原作でマユリが飛廉脚を使うシーンでも今回のアイキャッチでも「飛"廉"脚」になっていたので、今後は「廉」で統一しよう。

瞬歩や響転を「飛廉脚と類似の技」と言ってしまうと雨竜に怒られそう。

バズビーたち

バズビーとリルトットの間に微妙に仲間意識のようなものが見えた気がしてちょっと良かった。
ジジはまぁ、いつもの調子だったので特に言うことなし。


エンディング映像

ペルニダの正体が解禁されてる!

前回から映像が逆再生になったのはYouTubeに上がった公式動画のタイトルによると「NEW WORLD Edition」で、公式Twitterには滅却師視点だとかって書いてあった気がする (※) (ここを書いてる時点で既に第35話が放送されてるので、ネタバレ回避のため公式Twitterを見に行けない (笑))。
(※ 2024/12/07 追記:正確には「元の映像が死神視点だった」という旨の書き方でした)

死神と滅却師どちらか一方に寄った映像ではないのでやはりどちらの視点と言われてもピンとこないのだけど、逆再生してもシーンの切り替わりのタイミングが合うように曲と映像が作られてたのは凄いな。
映像の方はともかく曲の方の構造によっては不可能だろうし、どのタイミングでこうしようという案が出たのかが気になる。


次回予告 & 次話あらすじ

ペルニダ戦が終わってないうちから京楽の出番!
そういえばシリーズ構成の平松さんのインタビューで原作にあった戦いの順番を散らしてるとかって話読んだな。

更に、火曜日に公式サイトで公開された第35話の先行カットに一護とナックルヴァールが映っているので、この2人の戦いもあることが確定してしまった……!!
こっちも楽しみ。
(恋次 VS 雨竜戦よろしくあらすじの文章では全く触れられてない件)

京楽 VS リジェ戦はリジェの首を落とすところまで1話でやりきって欲しいけど、そうすると丸々1話分くらいの尺が必要になりそうだし、一護 VS ナックルヴァール戦もあることを踏まえると京楽が卍解したところで次週へとなる可能性もあるか。


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第34話の感想は以上。

仕事の疲れで1文字も感想を書き進める気が起こらず、土曜夜の時点でほぼ白紙という酷い1週間だった。
前回みたいなアニオリシーンが多い回じゃなくてよかったな……。

来週はもう少しマシになるはず。なれ。

(2024/12/07:「エンディング映像」の項に追記)

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