アニメ『BLEACH 千年血戦篇』第49話「THE BLADE」感想
アニメ千年血戦篇のラストバトル、禍進譚9話目となる第49話の感想です。
原作のネタバレ注意。
第49話「THE BLADE」
総評
まずは全体を通しての感想から。
1ヶ月延期しただけあって映像のクオリティはとてつもなかったし、三界の存亡を懸けた最後の戦いを総力戦にして、あの数のキャラクターに活躍の場を与えながら上手くまとめていたのはお見事だった。
一方で、名前ありの新技や新形態などのお披露目が1つくらいあったらいいなと思っていたのでそこは少し残念。
アニメ千年血戦篇ではここまでの4クールで久保先生描き下ろしの新規設定に基づくサプライズ的なアニオリを数多く盛り込んできた実績があり、「最後の最後にもう一発サプライズをかましてくれるのでは……!?」という期待を抱かせる下地はアニメ側が作ってしまっていたと言えるし、特に禍進譚では第45話を新規設定の面でもストーリーの面でも盛り上げすぎて、人によってはあそこがピークのように感じられてしまう構成になったのは、トータルで見ると勿体なかったんじゃないかなぁと。
それと、原作のバトルは「このキャラの卍解を格好良くお披露目する」とか「明かしてなかった過去を劇的に描く」とかスポットを当てたいキャラに対して適した戦いを用意するという側面が強いと思っていて、今話の「たくさんのキャラにスポットを当てて」「既存の要素だけを活かしながら綺麗にまとめる」という作りが久保先生の描く『BLEACH』とは良くも悪くも対照的に感じた、というのもある。
(第47話しかり、「原作でやらなそうな展開だから面白かった」という部分はあるんだけど)
そんなわけで今話、面白かったし上に書いた通りクオリティも高かったと思うのだけど、全4クールの締め括りとして最後にもう一発 久保先生のセンスでガツンと殴られたかったという気持ちは否定できず、贅沢を言っているのは承知の上でどこか物足りなさは残る……というのが初見時の感想でした。
内容が分かった上で何回も見直してるうちにこういうものだと受け入れられてきて、今は初見時より物足りなさは薄れてきてる感覚。
以下、いつも通り各シーンを振り返りつつの感想。
アバンタイトル
ユーハバッハの力に覆われ不気味に変貌した三界。
一護と雨竜が先手を打つも第45話以来となるユーハバッハの赤黒い光線により大爆発が巻き起こり、さっさと本題に入りますねと言わんばかりに僅か35秒ほどでOPへ。
「THE LAST PV」にあったシーンが既にいくつか使われていて、PVで先出しされてたシーンがこのペースで消化されていくなら未公開のシーンはかなりたくさんありそうか……?と期待しつつ見ていた。
虚圏に並んだ「木」(ユーハバッハの力の塊) の1本の側面に沿うようにしてカメラが急上昇していって緑色の空と三日月を映すシーンは引き込まれる迫力があって特に印象的。
Aパート
BGM
出だしから、鷺巣さん曰く「変態アヴァンギャルド音楽」な邪悪クワイア。
早く曲名が知りたい。サントラIIIは予約済みです。
現世:竜ノ介&志乃
「霊王の力の奔流」を思わせるユーハバッハの触手からたつきを守りながら駆ける竜ノ介と志乃。
志乃の「守るし、生き残る。絶対に!!」という啖呵切りは格好良かった。
それはそれとして、志乃がユーハバッハの光線相手に斬魄刀で一瞬耐えてた (日番谷を庇うシーン) のは流石に無理がないか!?笑
今回はこのシーン以外にも直撃しても貫通してないシーンがあったり、天鎖斬月はともかく日番谷の氷とか三天結盾でも意外と防げてたりしたので、貫通力に関しては俺がイメージしてたほどではないのかな。いやそれにしても……。笑
現世:沖牙
沖牙は志乃を助けに一瞬登場したけど、始解もしてなかったし本当にちょびっとだったなぁ。
登場しないよりは嬉しい、というくらいで、これなら第44話での強キャラっぽい前振りはやり過ぎに感じた。
現世:砕蜂
第2クールのBG9戦以来アクションらしいアクションを貰えてなかった砕蜂がここへ来て結構目立ってたな。
多勢に無勢でも臆さず突っ込んでいく時の「隠密機動を先鋒にするなど 後の世で笑われても仕方無いぞ!!」という台詞は、後半をもう少し捻って欲しかった気がするものの着眼点が面白かったし、時に空回りもしがちな砕蜂の威勢の良さがここではちゃんと格好良さとしてハマっていた。
瞬閧を使ってくれたのも良し。
やられてしまうシーンだけど、砕蜂の背後からの視点でユーハバッハの光線を躱していくシーンも臨場感があって好きだった。
現世:白哉
さらっと白帝剣が出たのはテンション上がった。
原作の一護戦以外では旧アニメのアニオリ含めても斬魄刀異聞篇の響河戦くらいでしか使ってなかったような。
発動時に翼が4枚出てたのは霊王宮での修行による変化だろうか。
一瞬 赤目の黒い影みたいな演出が挟まってたのも気になった。モチーフは何なんだろう?
虚圏
ハリベルが大技っぽい物々しい雰囲気を出してきたから何だ何だ!?となったけど「断瀑」かぁ。笑
言ってしまえば水が出るだけだから個人的にはあまり盛り上がらず。
ペッシェとドンドチャッカは狙われてるなら虚閃の1つでも撃ったらどうなんだ。笑
瀞霊廷
Aパートのアクションでは、一護が上空から降下しながら触手を斬り裂いていくシーン 〜 雨竜目掛けて放たれた黒光線を一護が天鎖斬月で弾くシーンまでが一番好きかな。
触手に斬撃や矢がヒットした時の効果音が小気味よかったり、空中を飛び回る雨竜の動きもアクロバティック。
作戦を思いついたという雨竜が弓を巨大化させるとそこへ一護が月牙天衝を撃ち込み、まさかの「ソウル・ドッキング」再来。
あのアホみたいな絵面じゃなくても撃てるんだ……となったし (笑)、それ拾ってくるんだ!?という驚きでは今回イチはここだった。
巨大な黄金の矢が通った跡は地面が抉れて綺麗に道ができていて、ユーハバッハが今回唯一障壁を張って防御していたのがこの攻撃であったところを見ても凄まじい威力。
しかしここでユーハバッハを倒せてしまったら雨竜の「僕の生き残った理由」が果たされずじまいになるところだったけど、雨竜的にはそれでもよかったんだろうか?笑
万事休す?
三界各地でユーハバッハと戦う勢力が次々と倒されていき、戦局がユーハバッハ側へ傾いたところでAパート終了。
一護がユーハバッハを両断した後、ユーハバッハの目がギョロリと下を向くのは目がアップになった時点で予想はついたのに、BGMだけではなく環境音まで止まって全くの無音になる演出が良くてぞわっとさせられた。
グリムジョーに細切れにされたユーハバッハが細切れのまま普通に生きてて再生してくるのも常識が通用しないヤバい存在っぽさのある絵面で好き。
上にも書いたけど、この辺りの雨竜とか砕蜂はユーハバッハの光線を喰らっても吹き飛ばされるだけで済んでいて、その光線 貫通しないの??となった。
第2話の次回予告でも使われていた単行本55巻の巻頭歌を、この局面でユーハバッハが改めて本編中で唱え上げていたのは小粋な演出。
ここで挿入されるユーハバッハのイメージの中に一護の斬撃と思しき黄色い軌跡が描かれているので、ユーハバッハはこの時点で自分が敗れる未来が視えていて、それでも引くに引けないという状況を「一歩踏み出す 二度と戻れぬ」に重ねて表してる?
アイキャッチ:用語解説「ユーハバッハ」
特に新情報はなし。
そういえばまだアイキャッチになってなかったんだ。
Bパート:前半
現世
破壊された街並みの中に、アニメ千年血戦篇で何回か出てきてた階段 (たつきたちがよく喋ってたところ) も映ってたな。
戦力が自分1人になる中、「絶対、死んでも、守り切る!!」と今度は竜ノ介が啖呵を切り、影から飛び出した京楽を始めやられたかに思われた隊長たちが再起。
竜ノ介、平隊士の身で隊長4人と共闘した上にラストのアレもだし、凄い経験しちゃってるな……。笑
前回のCパートで京楽が「誰一人欠けることなく」とは言っていたものの、触手はAパートで倒れた一般隊士まで丁寧に殺そうとしてるシーンがあったし、竜ノ介と志乃以外の、隊長たちの近くにいない一般隊士は全員生存とはいかなそう。
白哉は触手のヘイトコントロールのため光線の集中砲火を浴び一足先に退場。
ここは通さない、と言うように交差点で待ち構える白哉の手前にちょうど「止まれ」が書かれてたのは現世ならではの演出で、第1話でも信号機を使った演出があったのを思い出したけど、田口総監督の趣味なんだろうか?
瀞霊廷
暫しの静けさの中、仰向けのまま言葉を交わす一護と雨竜。
「君の弱音を聞くことになるとはね。そっちの方が世界の終わりだ」とは、雨竜から一護への信頼が絶大だ。
ここで雨竜が「銀の鏃」について先んじて説明し、もう一度ユーハバッハに隙を作ってくれと一護に頼むと、雨竜は乱装天傀を発動。
今回使われるとは予想してなかったので嬉しい気持ち半分、発動時のエフェクトからして完聖体ではないし何をしてくれるんだ!?と思ったら知ってる技だったので「乱装天傀かぁ」な気持ち半分。笑
乱装天傀ってそのまま空飛び回ったりできるんだ……。
完聖体でも空は飛べるし、消耗しすぎて完聖体を使えないわけでもなさそう (完聖体を使えないほど消耗しても乱装天傀は使えるの?という話になる) だけど、ユーハバッハからの貰い物の力である完聖体は使わずに戦い切ってくれたら物語的に綺麗だなと思っていたので、そこは解釈が一致したようで嬉しかった。
虚圏
「どうした……もう、死んだか」とグリムジョーを奮い立たせるように言うハリベルと、そんなハリベルの前に割って入り光線を掻き消すグリムジョー。
思えば同じ十刃でありながら原作ではほとんど (全く?) 絡みもなかった2人だし、お互い人間関係としての「仲間」とは思ってなさそうなイメージだけど、戦士としては互いを多少なりとも認めているんだな、というのが見て取れてグッと来た。
その後のピンチでハリベルから「私を喰らえ」という提案が出たのは、司る死の形が「犠牲」ゆえなんだろうか。
倒れたハリベルの切り傷と胸の下の穴が痛々しかった……。
技術開発局
空がユーハバッハの力に覆われていく中でも一護たちがまだ戦っているのを見て、「絶望って、百分率じゃ測れないもんね。ギリギリまで抵抗した方が気分いいよ!!」とニコ。
すっかり技術開発局の紅一点みたいなポジションになっちゃってるし (事実そうではあるのか)、良い台詞貰ったなぁ。
アニメでは技術開発局組の出番が増えていた割にここまで使われていなかった鵯州の左目のギミックがやっと使われたのも地味に嬉しい。笑
ギリギリの状況でもこの場を預かる者として「隊長や浦原喜助だったらどうする!?」と必死に頭を巡らせる阿近は、鵯州の発言から「ユーハバッハに虚を喰わせる」ための案を思いつき撒き餌を散布。
……ここまで来て虚が滅却師にとって毒になる設定を活かしてくれるのは嬉しいけど、それ仮面の軍勢がやればよかったんとちゃう?
鵯州から増幅装置改造の進捗を聞いた時の阿近の「悪くねえ!」の表情は、切迫しつつも技術者としての魂が騒いでハイになってる感が良かった。
そんな顔するんすね……。
真世界城
相当上空にあるはずなのにユーハバッハの力はここまで侵食してきており、触手と戦う織姫やルキアたち。
こっちはユーハバッハ本人がいない以上 触手は増え続ける一方でジリ貧な気がするが……。
七緒も八鏡剣を構えてるシーンがあったな。黒い光線、反射できるのか?
銀城も少しだけ参戦。
初見時、織姫が何故真世界城を「黒崎くんが戻ってくる場所」だと思ってるのかがよく分からなかったんだけど、ユーハバッハを倒せたところで結局一護が霊王になるしかないっていう認識だからか!?
確かに、倒したユーハバッハを新霊王に据えて解決できることなんて織姫は知る由もないのか。
そう思うと、あんなに心が折れた状態からそれでも「一護のために」という一念で立ち直れてるの、"""愛"""じゃん……。
ギリコは特に戦わず、こっちにいるはずの一心&竜弦は何してたかの描写すらナシ。
第3クールで一心と竜弦の登場を原作より早めたからには少しくらい何かやって欲しかったけどなぁ。
天蓋の穴
三界の空がユーハバッハの力で覆い尽くされるかというところで、雪緒の能力で瀞霊廷に下りた岩鷲が「石波」で穴を拡大。
石波、石とかコンクリ的な物質以外にもちゃんと効くんだ……。
石像戦で戦闘シーンを貰えなかったことは覆らないとはいえ、一護への台詞も熱かったし、予想してなかったくらいにここぞという場面で良い活躍が貰えていて安心した……!!
「三界の空が」という割に、岩鷲が天蓋の外に出たシーンを見た感じだと覆われてるのはせいぜい瀞霊廷だけなのではという気がして、あれで本当に瀞霊廷の外まで無に還るのかは疑問。
現世には射場と狛村が参戦し、射場が斬魄刀でつっかえ棒をしつつ周囲に霊圧を送り込んで?穴が閉じるのを阻止。
この局面でも始解はせずかぁ。
十年後は隊長だし、久保先生的にはここまで始解の詳細を明かさずに来てしまったからには明かすならもっと良い場面でということなのかな。
……それにしても、射場&狛村は瀞霊廷にいたのに何を思って現世の方に来たんだろう。
ストーリー的には一護・雨竜・射場・狛村となるより据わりがいいのは分かるけれども。
虚圏の方は完全にギャグだった。
ペッシェとドンドチャッカが自分らの主に対して遠慮なさすぎるし、ネルの仮面が穴にちょうどスポッと嵌った程度でなんとかなっていいのか。笑
技術開発局の方で数値が「百」になりきらずにバグったみたいな表示になってるところまで含めてなんか、冗談みたいな……。笑
Bパート:後半
現世
狼の姿で何ができるのか?と気になっていた狛村、天井を走ってきた (!?) と思ったら頭上からユーハバッハを奇襲。
貫かれた後も含めて狛村の攻撃は直接は届いてないものの、触手の狙いが狛村の方に向いたお陰で京楽たちの方にチャンスができる、という形でちゃんと勝利に貢献した……!!
隙を縫って砕蜂が卍解し、雀蜂雷公鞭に掴まってすっ飛んでいく京楽。笑
着弾直前のカットでは京楽は掴まってないようなので、着弾前に手を離して、爆発で穴が空いたところに慣性で突っ込んだ感じか。
「刃に乗せるのは責任」は、元の台詞が「暴力でてめえを叩ッ斬りに来たんだ」への前振りだったこともあって「刃に責任を乗せる」という部分には特に感想を抱いたことがなかったので、個人的には「破面篇の台詞を拾った」という以上の意味は感じなかったな。
白哉に続き、京楽を送り出した後で日番谷と砕蜂も撃墜。
恐らくは京楽1人をユーハバッハのところまで辿り着かせれば……というところに懸けて、あの隊長たちが囮を買って出たり、サポートに徹したり、信じて託したんだよな。
これは同じ「1人」でも最終的に仲間の命をみんな奪って1人で目的を遂げようとしたユーハバッハとは対照的で、戦って護ることを生業とする護廷十三隊のここ一番の戦い方として熱かった。
瀞霊廷
これほどの総力戦ならクライマックスで『スカー』とか『I-BULL』が流れるみたいな王道演出もあり得るかなと思っていたのだが、やっぱりBLEACHといえば『Number One』か。納得。
このアレンジもイントロ格好良いよなぁ。
そのイントロが掛かって空中から下りてくる時の一護、血鎖でやってた足裏から黒い炎が出る歩法使ってるな。
天鎖斬月でも使えるの……? 何なのよそれ。
一護が触手と光線を斬り払いながらユーハバッハ目掛けて突き進んでいくシーンは今話のアクションで一番好きだった部分。
何が来ようと立ち止まらず、勢いを殺さずに進み続けるところに意思の強さを感じるし、躱す、刀を振るう、のテンポの良い動作に演舞のような洗練が感じられて格好良い。
真っ直ぐの一本道からユーハバッハのいる開けたフィールドへ出ていくのも爽快。
物凄くどうでもいいことながら、ユーハバッハが天鎖斬月を受け止めるために細い腕を何本も出したの、『ZOMBIEPOWEDER.』の「死者の指輪」から出てくる手を思い出した。
あれは黒くはなかったけど似た雰囲気を感じる。
虚圏
グリムジョーが凄い形相で真っ赤な霊圧を放ち始めたので、来るとは期待してなかった刀剣解放第二階層か!?と一瞬思ってしまったがそんなことはなかったぜ。
そういえば第33話で腕だけの帰刃みたいなのを使ったシーン (ナックルヴァールを追いかける時) を見るに、グリムジョーの霊圧って赤色なのか?
髪色、爪による攻撃のエフェクト、旧アニメetc.のせいで青色のイメージだった。
グリムジョーはここで「喰わない」を選択するんだなぁ。味わい深い。
実際喰ってたらどれくらい強くなったんだろうか?
地獄に堕ちた組を除けば生き残った十刃はグリムジョーとハリベルだけだし、ハリベルを喰ってグリムジョー1人になったら司る死の形が「孤独」になって……とか想像したけどネリエルとかもいるしどうなんだろ。
ここからのグリムジョーのアクションもよく動いてて、今回のマイフェイバリットアクションシーン第2位はここ。
技術開発局
撒き餌で呼び寄せた虚たちを増幅装置に取り込んで虚キャノン完成。なんだその展開。笑
色が外側:緑、内側:赤というのはどういう意味合いなんだろう。
キャノンの存在からその出所を察知した触手が技術開発局にも迫ってきてどうなるかと思ったら、ここでチャドーーー!!!
「巨人の右腕」での防御、「悪魔の左腕」での攻撃と両方使った上で、「これが 俺達の!!」「意地だ!!!」と台詞も熱かった……!!
チャドと同じ空間から出てきた雪緒にも、局の装置に端末を繋げてコントローラでキャノンを操作とかいう全然想像してなかった方向性での活躍 (まずキャノンが想像できないんだからそりゃそうだ) が回ってきてテンション上がった。
かくして虚キャノンがユーハバッハに命中。気持ちの良いブチ抜きっぷり!!
「銀の鏃」
遂にユーハバッハに「銀の鏃」が撃ち込まれ、時を同じくして現世のユーハバッハには第47話で仕込まれたミミハギ様が、虚圏のユーハバッハにはグリムジョーが噛み付いた箇所から浦原が仕込んでいたらしい何かが作用し同じく力を無効化。
それぞれの戦いがどう決着するかは想像してなかったのだけど、銀の鏃に準じるものを現世と虚圏にも用意するとは盲点! これは面白かった。
ミミハギ様=霊王の右腕は「静止」を司るので銀の鏃と似たような効果が得られるのも納得。
浮竹も間接的に決着に関わった形になってて上手いなぁ。
で浦原は何をしてらっしゃる???
なんで本人やられてるのに功績増えるんだ。笑
第47話で鵯州が「霊王の右腕の解析」という話を出してたのが布石で、実は浦原がとっくにそれをやってて、霊王宮のグリムジョーと合流後、治療中にそれを仕込んだという辺りだろうか。
流石の浦原でも霊王の能力に匹敵するものを自前で1から作るのは難しいと思うし。
雨竜の「これが……僕の生き残った理由だ!!」は聖別を生き延びられた理由ではなくて「生き残った自分がやらなければならないこと」の意だったか。
これ、結局最後まで雨竜の謎は明かされないまま終わる可能性が出てきたな……?
Klub Outsideの2022年のQ&Aで「構成次第ではアニメで出るかも」と言われてたし、ここまで色々匂わせるだけ匂わせておいて「あとはご想像にお任せします!!」は流石にやめて欲しいけど、まぁ覚悟はしておこう……。
決着
ファイナルPVで使われてたユーハバッハの「魂ごと消え失せろ!!」っていう台詞、禍進譚序盤の戦いで既に使われてた気でいたけどまだ使われてなかったんだっけ。
虚圏ではバワバワに乗って現れたドンドチャッカがグリムジョーの腕を掴み、ペッシェがドンドチャッカの背中を蹴っ飛ばして後押し。
ネルの仮面で天蓋の穴に蓋する時といいこいつらが絡むと絵面がシリアスにならねえな!!笑
現世では京楽の掌にできた影から竜ノ介が出現。
光線による逆光で影が濃くなったところから出てきて、ここまで進化したユーハバッハが平隊士ごときにトドメを刺されるというのは皮肉が効いてて悪くないオチだった。
尸魂界篇での一護 VS 剣八の時みたいに霊圧差によっては攻撃が通らないんじゃ?とも思うが、そこも霊王の右腕の作用でなんか上手い具合になったものと脳内補完しておこう……。笑
瀞霊廷の方は雨竜の「今だ!!」→ 一護の足元アップ、からが今話トップクラスの丁寧な作画で、ラストバトルの決着に相応しいクオリティ。
その後の雨竜の台詞が原作での「駄目だ 間に合わない――」から「行け――黒崎!!」と一護への信頼が感じられる台詞に変更されてたのも良かったし、一護の叫び声や少しの効果音はありつつもBGMなし、熱い総力戦から一転しての静かな決着は、原作のあの空気感がよく再現されていて見入った。
やられ際のユーハバッハが少し口を開いたのは何か言おうとしてた?
ユーハバッハは元々「光の帝国」の民を死の恐怖から解放したいという気持ちもあって動いてたようなので、これまで引き受けてきた魂たちに対する、目的を果たせなかったことに対する謝罪とかだろうか。
そう解釈するとAパートで言ってた「二度と戻れぬ」にも繋がるな。
「The Blade」のサブタイトルが斬り裂かれ、黒い背景が破れて原作684.のラストの構図に繋がるという、最後にBLEACHらしく洒落た演出で幕引き。
エンディング サビ前映像
禍進譚1話目では万全状態の一護から始まり、最後の通常EDであろう今話では袖なし傷だらけver.の一護に終わるか。
2話目の浦原に驚いてたのがまだつい最近のことのような気がするし、もうここまで来ちゃったのかとしみじみ。
最終話
次回予告、ないんだ。
74巻の巻頭歌は最終話のラストにでも使われるんだろうか。
原作の残りは2話しかなくて、バトル回じゃないとはいえそのままアニメ化しても1話分の尺にはならなそうなので、何かしらアニオリのシーンはあるのかな。
これに関しては何も想像できない。あとはただ見届けるのみ!
――――――――――――――――――――――――――――――
第49話の感想は以上!
ここまでずっと、感想を投稿するまで次の回を見ないという縛りを設けてやってきたのだけど、最終話にはそれがないので、まだ終わってないけどこれで少し気持ちが楽に……。
とはいえ最終回も、見終わったらあまりダラダラせず早めに感想書き上げてしまいたいですね。もうひと頑張り!
コメント
コメントを投稿