ポケットモンスター バイオレット ゼロの秘宝 後編「藍の円盤」プレイ日記 その3 (2025/09/22)
「藍の円盤」のプレイ日記その3。ストーリーの最後まで。ネタバレあり。
2025/09/22 (月)
VS スグリ
本編からの旅パに付け焼き刃的に道具を持たせてスグリに挑戦。
流石に手強くてマスカーニャが何もしないままサクッと倒されたりしたけど、回復アイテムは「まんたんのくすり」1つで済んだのでカキツバタ戦ほどは苦戦しなかったということになるか。
カミツオロチ、テラスタイプは草か?ドラゴンか?と悩んでいたらまさかの格闘。
きまぐレーザーとかいう気の抜ける名前の技が強くて戦々恐々としていた。
出せるポケモンも限られる状況で仕方なくオーガポンを出したらブチ切れられた。そりゃそうだ。(笑)
そして鋼テラスのデカヌチャンをここでテラスタルさせてもなぁと思い、竈オーガポンのテラスタルツタこんぼうゴリ押しでトドメを刺すという最大級の嫌がらせみたいな勝ち方をしてしまった。ごめんて。
戦う前も負けた後も普通じゃない様子のスグリを定位置から普通に見てるシアノ校長がちょっとシュールだった。
トリックフラワーみたいに必ず急所に当たる技でも急所時専用のメッセージが出るの、タロの時はお得感あったけど、基本的にはこれで関心されたり嫉妬されたりしても反応に困るのでこういう技では出ないようにしてほしい。
エリアゼロへ
ブルベリーグへの挑戦も終わり、いよいよエリアゼロへ。
「ザ・ホームウェイ」の時とは違う4人でまたエリアゼロを訪れるということで、また道中話しながら行けるのかと思ったらそんなことはなかったぜ。
まぁ知ってるルートをもう1回徒歩で下りさせるのも何だしな。
ブライア先生
バトルに力を入れてるブルーベリー学園の教師なんだからさぞ強いんだろうし共闘とかできたらいいな〜、4人のメンバーの中に1人教師がいるっていうのもホームウェイの時と少し違って面白いし、と思ってたところ戦えるポケモンを持ってすらいないことが早々に判明してガックシ。
グレープアカデミーは医務室の先生ですらジムリーダーと同格以上には強いというのに……。
「前編から登場してたキャラが遂にストーリーに絡んでくる」というところも楽しみにしてたのに、テラパゴスのことしか考えてなくて生徒 (スグリ) の様子が明らかにおかしいことにも気付かないし、蓋を開けてみたらいいとこ無しだったなこの人。
あと髪型が似てる気がしたコルサと血縁関係だったりするのかなと思ってたけどそうでもなさそう。
ゼロの大空洞
これまでのエリアゼロと比べても別世界みたいな風景で歩いてて楽しかった。
異質な空間という意味ではプラチナの「やぶれたせかい」的なワクワク感。
結晶化した大木がある地底湖も幻想的で綺麗だった。
スグリが落ち込み中でブライア先生にも幻滅し始めていた (笑) 中、ゼイユが平常運転でいてくれたのは良かった。
ゼイユは結構好きなキャラになったなぁ。
ストーリークリアしてもまだ残ってる結晶が1箇所あって、改めて探索してみても光るポケモンを見つけられず行き詰まっている。
他に探索してない場所、あるか……?
VS テラパゴス
マスターボール
「ブルベリーグのチャンピオンにはマスターボールが贈呈される」っていう設定がさらっと伏線になっててスグリが1回テラパゴスを捕まえてしまう展開は面白かった。
そして無残に壊されるマスターボール……。
ポケモン自身がボールを破壊して野生に戻るのはアニメとかで前例あったりするんだろうか。
スグリ
スグリと主人公が並び立った画は格好良かったし、共闘も熱くはあったけど、スグリの劣等感を「碧の仮面」中盤から数えて「ゼロの秘宝」全体の4分の3くらい引っ張ってきたことを思うと、想像よりあっさりした着地だったなというか……。
テラパゴス戦でもまだ「俺なんか……」と言ってたのには「この状況半分お前のせい (もう半分はブライア先生。笑) なのに今そんなこと言ってる場合か!?」と思わずにいられなかったし、ストーリーの中軸に居続けた割にスグリの掘り下げが少ないので再起・共闘に至るまでのピースがいくつか足りてない感じがしたりと、個人的には手放しで「熱い展開だった!!」と言い切るにはいくつか引っかかりがあった。
自分の好みで言うなら、力を追い求める過程で周りに迷惑をかけるようなやり方をとったことの是非とか、とはいえ努力して身につけた力を主人公に負けたからって無駄だったと結論づけていいのか?とか、スグリが自分のやってきたことの間違っていた部分と胸を張れる部分とにちゃんと向き合う描写があってから共闘してほしかったなと。
本編終盤と「碧の仮面」のオーガポン周りが良かっただけに期待しすぎたかなぁ。
主人公
ミライドンを出してスグリを助けた後のミライドンとのアイコンタクトにシビれた。
そしてそのまま当然のようにテラパゴスを食い止めにいくのがまさに主人公ムーブ。
DLCのクライマックスのイベントムービーで主人公の格好良いシーンがあるとは思ってなかったし (スグリの憧れの対象であることに説得力を持たせる意図もあるんだろうか)、振り返ってみると一番燃えたシーンはここだったかも。
テラパゴス
後編に入っても全然話題に上がらないのでどういうポジションになるのかと思ったら、人間のエゴで叩き起こされ、不意打ちで捕まえられ、興味本位でテラスタルさせられ、と散々な役回り……。
ミライドンもオーガポンも一緒に行動したりストーリー終盤でドラマチックな展開があったりして愛着が湧いたのでテラパゴスにもそういうのがあることを期待してたんだけど、ポッと出で終わってしまって残念。
思えばサン・ムーン以降がそうじゃなかっただけで、X・Yまでの伝説のポケモンってストーリー上 割とポッと出ではあったか。
本編の終盤をプレイしてた時、剣盾のムゲンダイナ戦でマックスレイドバトルのシステムを使ってたみたいにストーリー中でテラレイドバトルのシステムを使った戦闘があったりしないかなと思ってたので、テラパゴスがシールドを張ってきたり、ゲット時にレイドの演出を使ってくれたりしたのは嬉しかった。
テラスタル強制解除も、テラスタルの大本になってるポケモンとしての特殊感があって良かったし。
せっかくなので、勿体ないかなとは思いつつウルトラボールで捕まえた。
各フォルムの専用特性や、想像より結構複雑な仕様だったステラタイプと、システム面の新要素も面白かった。
エンディング
道を違えても「ゼロから」結び直せる絆こそが「ゼロの秘宝」であったと。
このシーンが夜明けの空をバックに描かれるのが物語的にもビジュアル的にも美しくて、上で書いたような色々引っかかったポイントを一時忘れてもいいかと思えるくらいには良い雰囲気だった。
ストーリークリア後
カキツバタ
交換留学に来てすぐの頃にゼイユ (タロもだっけ?) にあれだけ「カキツバタは何考えてるか分からないから気をつけろ」的なことを釘刺されたから過剰に警戒してしまい、「エリアゼロについてくることになるなら味方でいいのか?」「いやついてこないのか。主人公とスグリが学園にいない間に何かしようと企んでる?」などと色々考えてしまったけど、結局ちょっと主人公のことを利用しただけで概ね良い奴だったな……!?
変に警告されなければ個人的な印象は最初から最後まで「ゆるくて親しみやすいあんちゃん」だったのに。笑
ライド技:ひこう
嬉しすぎて飛べる丸薬をいっぱい調合してしまったネリネ、おもしれー女。
自由に飛べるようになったのでとりあえずテラリウムコアまで飛んでみた。
遠近法であの大きさに見えてるだけでもっとでかいんだろうとは思ってたけど、思ってた数十倍でかい!!
わざわざこんなところまで飛んでくる人を想定してちゃんとアイテムが置いてあって嬉しい。
そらとぶチャレンジの超級にも挑戦。
とりあえずクリアはしたものの、急角度で曲がれなかったり、狭い場所で壁にぶつかってしまうと中々操作を取り戻せなかったりで、全部のリングをくぐるのは一筋縄ではいかなそう。
おやつおやじ
黒いスーツの人と聞いてアオキさん辺りかと思ったら、し、知らないおっさんだ……。
伝説のポケモン関連でおやつがどうこうと聞いたことがあったのはこれか。
笑顔が絶妙に「人が良さそう」と「不気味」の狭間。(笑)
いろんな伝説のポケモンが好むおやつを作れるの何者なんだよとか、その伝説のポケモンたちっておやつがないと姿を現さないだけで普通にパルデアにいるの?とか、謎が深まる。(たぶん真面目に考えるところではない)
次のおやつをもらうためには条件としてマルチプレイが必須っぽくて、これは友達がDLCを買ってクリアしてくれるまでお預けか?
てらす池:フトゥーとの邂逅
大空洞入口の資料に てらす池らしき場所の話と「子供から白い本を」と気になることが書かれてたのでてらす池に向かってみたら、霧の中に生身のフトゥーが。
もう会えないはずの人間が目の前にいる非現実感と、プレイヤー目線ではこの人が遠くない未来に死ぬことを知ってる切なさと、今から何が起こるんだ……!?という期待感と、色んな気持ちが沸き上がってくるイベントだった。
主人公が渡した「ゼロの秘宝」(本) によってフトゥーの研究が進んで本編のストーリーに繋がるのだと鶏が先か卵が先か的なタイムパラドックスが起きそうなところ、このフトゥーは飽くまで平行世界のフトゥーなのでそうはならないということのようで。
本編のフトゥーは同じように平行世界の未来の主人公から「ゼロの秘宝」を受け取っていたということになるのかな。
本編でストーリー進行に伴って手元からなくなった「バイオレットブック」が、平行世界のものであるにせよこのイベントでまた主人公の元へ巡ってくるのも面白かった。
その他
図鑑埋めのために手持ちに入れて進化させようとしてたポケモンを四天王との再戦でひんしにさせてしまったのだけど、戦闘終了後に普通に進化した。
昔はひんしになってると進化しなくなかったっけ。いつからこの仕様になったんだろう?
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以上、「藍の円盤」ストーリー完結までのプレイ日記でした。
ストーリーの締め括り部分なので流石に短時間では感想がまとまらなかったのと、ここしばらくやりたいことが渋滞して中々書き進める時間がとれなかったのとで、実際にプレイした日から1週間経ってしまった。
その間 次のプレイもできてない。Z-Aの発売も迫っているというのに貴重な1週間が……!!
今日からまた頑張って進めよう。
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